診療内容

子どもがかかりやすい感染症

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RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、マイコプラズマ、水痘(みずぼうそう)、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、インフルエンザ、ヘルパンギーナ、手足口病、アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱、プール熱)、溶連菌感染症、突発性発疹、急性胃腸炎(ロタウイルス、ノロウイルス、細菌)など各種感染症(必要時に適宜迅速検査も可能です。)

アレルギー性疾患

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アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎などを診療しています。

アトピー性皮膚炎

繰り返す、痒みを伴う湿疹と定義されています。アトピー性皮膚炎の患者さんは、乾燥や湿疹で肌のバリア機能が低下しているため、アレルゲンや刺激で痒みが出やすく、掻くことで湿疹が悪化するという悪循環が起こってしまいます。
そのため、治療は①スキンケア、②薬物療法、③悪化要因の対策、が必要となります。

  1. スキンケア
    皮膚を清潔に保ち、積極的に保湿することで皮膚のバリア機能を保ちます。
  2. 薬物療法
    皮膚の炎症の強さに応じたステロイド外用薬、ノンステロイド外用薬(タクロリムス外用薬・JAK 阻害剤など)を使用し、炎症のない状態を維持しながら、徐々に薬を減らしていきます。
  3. 悪化要因の対策
    ダニやほこり、花粉、ペットの毛、唾液や汗、毛髪などもアトピー性皮膚炎の悪化要因となるため、環境を整備する必要があります。

気管支喘息

空気の通り道である気道に炎症が起こり、気道の粘膜が腫れたり、痰などの分泌物が増えることによって気道が狭くなり、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴、呼吸困難が起こります。ウイルス感染や冷たい空気・煙、ダニや動物の毛などのアレルゲンをきっかけに、発作が起こります。まずは気管支を広げる吸入や貼り薬で治療を行いますが、ステロイドの点滴や内服が必要となる場合もあります。
喘息の方は、気道の炎症が続いており、ウイルス感染やアレルゲンの暴露を契機に発作を繰り返すため、普段から炎症を落ち着かせ、発作をコントロールする必要があります。なぜなら、発作を繰り返すことにより、気道は硬くなり(リモデリング)、より過敏となるため、発作の頻度や重症度は悪化し、将来的な肺機能の低下が予想されるからです。
長期的な治療としては、抗ロイコトリエン受容体拮抗薬の内服、吸入ステロイドが中心となります。長期的な治療は半年から年単位で必要となることもありますが、発作が起こりにくい環境を整えながら、発作の頻度をお伺いし、肺機能検査を行いながら(小学生くらいから可能です)、治療を強める必要があるのか、緩めていけるのか判断します。ご家庭での内服、吸入が非常に大事となりますので、治療をしっかり続けられるように当院でもサポート致します。

食物アレルギー

食物アレルギーは、本来自分を守ってくれるはずの免疫反応が、特定の食品に対し、過剰に反応してしまう事で起こります。じんましんのような発疹が出たり、口の周りが赤くなる、目が腫れたりすることもあります。咳が出たり、嘔吐することもありますが、呼吸困難やショック状態に陥るといった重篤な反応も起こり得ます。
食物アレルギーが疑われた場合、詳しくお話を伺い、必要に応じ血液検査や皮膚テストを行います。検査を行った上で食物アレルギーが疑われる方は、実際に院内で原因と疑われる食物を食べて、アレルギー反応が出現するか確認する経口負荷試験も行っています。アレルギーが確定している方も、どのくらいの量を安全に食べられるか確認することもできます。アレルギー症状が出てしまった場合でも、すぐに対応させて頂きますので、ご安心下さい。
またご自宅で摂取して頂く場合にも、「少しずつ」という曖昧な言葉を使わず、出来るだけ何g、何ml といった具体的な数字で説明させて頂きます。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎にはスギやヒノキ、イネ科などの季節ごとの花粉が原因となる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」と、ダニやペットの毛などが原因で1年を通じて症状が起こる「通年性アレルギー性鼻炎」に分けられます。症状として、さらさらとした鼻水、くしゃみ、鼻詰まりで、症状がひどい時は集中力が低下したり、よく眠れなかったりします。治療は抗ヒスタミン薬の内服や、ステロイドの点鼻薬などですが、根本的な治療として、舌下免疫療法があります。舌下免疫療法はアレルゲンを毎日少しずつ取り入れることで、体のアレルギー反応を弱める治療法で、日本ではスギとダニが保険適応となっています。当院は舌下免疫療法が実施可能です。(詳細はコチラ)(faq.htmlのH2舌下免疫療法に関する質問にリンクお願いします。)

オンライン診療について

当院ではデジスマアプリから、オンライン診療が受けられます。
オンライン診療が受診可能な方は、当院を3ヶ月以内に受診したことがあり、病状が安定している方、またデジスマアプリにクレジットカードを登録されている方のみとなります。発熱や体調不良など、病状が安定していない場合は対面での受診をお願い致します。

健診

姫路市では、お子さんの健やかな成長・発達と健康を守るため、乳幼児期に健康診査を行っています。(4ヶ月健診と10ヶ月健診は個別で、1歳半と3歳時健診は集団での健診となります)

(姫路市ウェブサイト)姫路市「乳幼児の定期健診」

(姫路市ウェブサイト)姫路市の「乳幼児の健康診査」

(姫路市ウェブサイト)「乳幼児健診等のデジタル化を開始しました」

健診での持ち物

  • 母子手帳
  • 姫路市から発行されている受診券(おうちで問診表の記入をお願いします)
  • 乳幼児医療受給者証
  • 健康保険証
  • からだを包むことができるバスタオル
  • 替えのおむつ

以上をお持ちください。4ヶ月、10ヶ月検診以外で健診を希望される場合は自費となります。ただし医師が必要と判断して健診を行った場合は保険適応となります。

予防接種

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ワクチン接種により、重い後遺症を残したり、亡くなってしまう感染症を予防できるようになってきました。ワクチンで防げる病気をVPD(Vaccine Preventable Disease)と呼びます。
当院では大切なこどもたちの命を守るために予防接種を行っています。

(姫路市ウェブサイト)
「小児予防接種のデジタル予診票サービスが始まります」

(姫路市ウェブサイト)
「姫路市で受けることができるこどもの定期予防接種の一覧」

定期接種【公費】

定期接種は無料です。
所定の期限を過ぎて実施する場合、費用が発生します。

  • B型肝炎ワクチン
  • 肺炎球菌ワクチン
  • ロタウィルスワクチン ※
  • 5種混合ワクチン
  • 麻しん・風しんワクチン
  • 水痘ワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • 2種混合ワクチン
  • 子宮頚がんワクチン(HPV)

ロタリックス(2回接種)を接種しております。ロタテック(3回接種)をご希望の場合はお電話でお問い合わせください。

任意接種【自費】

  • おたふくかぜワクチン
  • 季節性インフルエンザワクチン

今後料金は変更となる場合があります。

予防接種スケジュールはこちら

ご相談

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こどもに関わることであれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

母乳育児に関する相談

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  • 出来たら母乳で育てたい
  • 赤ちゃんの体重がなかなか増えない
  • 赤ちゃんが吐きやすい
  • 授乳中にお母さんがお薬を飲んでも大丈夫か
  • 母乳はいつまで飲ませても良いか、卒乳について

皮膚に関する相談

湿疹・乾燥肌・新生児ざ瘡・おむつかぶれ・アトピー性皮膚炎・とびひ・じんましん・虫刺されなどのお肌に関する相談。
軟膏や保湿剤の塗り方など、スキンケアの方法についてアドバイスいたします。

便秘症

  • 排便時に痛がる・出血がある
  • お腹が張って苦しい
  • 便が硬く何日週3回より少ないあるいは5日以上出ていない状態 など

夜尿症

5歳をすぎても月に1回以上のおねしょが3か月以上続く場合

その他

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離乳食を始めるタイミング、食物アレルギーが心配など発達や心に関する相談は、診察に時間を要しますので、別途お電話で予約をお願い致します。

料金

各種診断書

準備中

健診

準備中

無料券を使用した場合、医師が必要と判断して行った場合は、健診の料金は発生しません。

当院の施設基準について

準備中

入院加療が必要、専門医の診察が必要と判断した場合などは、近隣の病院やクリニックをご紹介させて頂きます。

診療時間

  • 休診日水曜日、土曜日午前、日曜・祝日
  • ★:土曜日は14:00~17:00
※開業前につき、診療時間は変更となる可能性があります。
診療時間 日祝
9:00~12:00
午前診療
13:30~14:30
オンライン診療
14:30~17:30
午後診療